セミナー名 |
公表事例から読み解く 流通取引と独禁法の最新動向 |
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概要 |
流通取引については、近年、eコマースの一層の普及、プラットフォーム・ビジネスの発展など、大きな変化が見られます。これに応じて、公正取引委員会も、流通取引慣行ガイドラインの改正、eコマースの実態調査、プラットフォーム事業者や大手デジタル家電メーカーへの立入検査など、活発な執行を行っています。
本セミナーでは、公正取引委員会での勤務経験を有する講師が、公正取引委員会が公表した事例や報道事例を踏まえ、流通取引の変化に対する独禁法執行の最新動向につき解説いたします。
<プログラム> 1.法規制の視点二つの大きな視点(価格維持と競争者排除)
2.「価格維持」の類型(1) 再販売価格の拘束 執行の厳格化(コールマンジャパン事件とアディダスジャパン事件) 再販売価格の拘束の例外(メーカーが売残りリスク等を負う事例) (2) 販売地域・取引先の制限 諸類型の説明 公表事例にみる違法・合法ライン (3) 販売方法の制限、選択的流通 公表事例にみるネット販売禁止、説明義務、広告規制の違法・合法ライン 選択的流通の検討(欧州Coty事件などを参考に)
3.「競争者排除」の類型著名事例の解説(大手民泊仲介サイト事業者、ペット仲介サイト事業者に対する調査) 公表事例にみる独占的契約の違法・合法ライン
4.複合類型最恵国待遇(MFN)条項 携帯電話メーカーの携帯電話事業者に対する拘束
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開催日 |
2018年09月27日(木)
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開催時間 |
13:30~16:30 (受付開始13:10~) |
会場名 |
トスラブ山王健保会館 (2階会議室) |
会場所在地 |
〒 107-0052
【アクセス】 |
講師名 |
花本 浩一郎 氏(TMI総合法律事務所 パートナー弁護士) 1990年東京大学法学部卒業、1993年ニューヨーク大学ロースクール修了(MCJ)、1994年ニューヨーク州弁護士登録、2001年まで三井化学法務部勤務、2007年弁護士登録、2011年~2014年公正取引委員会審査局勤務、現在、TMI総合法律事務所勤務 論文:「優越的地位濫用行為とコンプライアンス-日本トイザらス事件から」(公正取引、2015年11月号)ほか |
受講料 |
15,000+税 |
定員(名) |
40名 |
参加条件 |
※同業者・競業する方と判断した場合等主催者都合によりお申込みをお断りする場合がございます。 |
主催・協力 |
主催 レクシスネクシス・ジャパン株式会社 / ビジネスロー・ジャーナル |
問い合わせ先 |
レクシスネクシス・ジャパン株式会社 |